ポケモン剣盾(ポケモンソードシールド)のダブルバトル用のギジ・テテフ構築を紹介しています。初心者の方でも運用しやすく、マスターボール級3桁でも勝率も安定して高い構築です。レンタルコードを載せていますので参考にしてください。
パーティ一覧・コンセプト
パーティ一覧
コンセプト
始まりはギジ・テテフ構築
ピンク色で可愛く強力なカプ・テテフが今作では存在せず、今もなおアローラ地方の守り神をしているので擬似的にテテフを召喚していこうと思い構築しました。ちなみに私はテテフではなくレヒレが好きなのは秘密です。
イエッサンによるサイコフィールド展開+メガネエーフィの火力は前世代のカプ・テテフを彷彿とさせるものがあり、ダイマックス相手でもごりごり削ることができる点が魅力です。エーフィが2回動けば壊滅級、3回動けば勝ち筋と言っても過言ではない活躍を見せてくれます。
また、フィールドが見にくくなったためか上位環境でも先制技が飛んでくることが多く、相手の行動を妨害するという意味でも運用しやすかった印象です。
上位に多いバンドリの対策
構築当初は素早さ操作がしやすく強力な並びであるバンギラス+ドリュウズ(バンドリ)やこのゆびとまれを無効できる特性「すじがねいり」を持つジュラルドンが環境に多く、その並びを重く見た結果特殊型ジャラランガを採用しています。
バンドリに特殊?と思われがちですが、ジュラルドンの処理やその他のポケモンに対して特殊の方が通りやすく、命中不安を採用した場合でもそれ以上のメリットがあるため特殊方面で対策を行っています。
トリル展開で強引に
現在こそトリルの並びは様々なバリエーションがありますが、今回の構築ではドサイドンを採用しています。ダブルバトルでは2体を同時に動かせるためトリックルーム戦術は強力で、対策必須の戦術です。
ドサイドンの障害となるポケモンに対してはエーフィやジャラランガの2体の相性が良く、ドサイドンを着地させる前にあらかじめ処理することができるためトリル展開後は安定した高火力の押し付けが可能です。
このゆび+積み技
イエッサンの役目として、フィールド展開+このゆびとまれを採用することで横のポケモンを守りながらバトル展開していきます。エーフィが横にいる時にはエーフィの場持ちを良くし、ジャラランガやヒヒダルマがいる時には積み技を安全に使用ができる環境をメイキングし、全抜きを狙います。笑顔がかわいいですね。
微調整して現在の形に
最終的にヒヒダルマはごりむちゅうになっていますが、当初はダルマモードでの運用でした。はらだいこ+ダルマモードは制圧力が高く、ダイマックスを相手にしても突破力に優れますが、ほのおタイプ追加によるデメリットが大きく、また展開に時間を要することから範囲技持ちのポケモンに弱くなりがちで、選出しにくかったのが逆風でした。
パーティメンバー紹介
メンバー6匹の詳細情報のさらに下で▼選出パターンと立ち回りを紹介しています。
エーフィ
高火力の押し付け
エーフィはテテフの半身のアタッカー枠です。準速でも最速ウインディのラインよりも速いため火力重視の準速で採用していますが、環境に増えてきたリザードンやサザンドラの上を取りたい場面も多く、最速やおくびょうで抜き調整をかけておくのがいいかもしれません。
サイコフィールド+メガネサイコキネシスの火力は強力で等倍でも受け切れるポケモンは少なく、弱点であればダイマックス相手でもワンパンできる火力を実現しています。
運用のコツ
この高火力とイエッサンのサポートによって初手から2ターン行動を目標に相手のパーティを壊滅へと追い込みます。耐久が低いのでこのゆびサポートや壁展開をしておくのが安全に運用するコツです。
●参考与ダメージ(サイコキネシス)
HP252振りウインディ:確定1発(100.5%~118.7%)
HP252振りローブシン:確定1発(218.8%~258.4%)
HP252振りFCロトム:最低乱数切り1発(99.3%~117.1%)
HP4振りカビゴン:確定2発(64.8%~76.2%)
HP252振りドラパルト:確定1発(106.6%~126.1%)
【関連記事】
▶︎エーフィのステータス・覚える技
▶︎エーフィのその他の育成論
ジャラランガ
パーティの裏エース
こちらは環境に多かったバンドリ、ジュラルドンへの対策としてパーティに入れています。砂状態のバンギラスやダイマックス後のバンギラス、ジュラルドンに対して対抗できるきあいだまはタイプ一致の恩恵もあり最低乱数を引かなければワンパンできる火力を誇ります。命中率は気にしてはいけません。当ててください。
特殊型で育成をしているためいかくやダイドラグーンでの弱体化をさせず、火力を維持できるのが魅力です。また、このゆび+積み技の後は高い制圧力を持つポケモンとしてフィールド上で活躍します。
苦手なポケモンの対策
4倍弱点こそあるものの耐久が高いため致命傷を負いづらく、上を取られた場合でも受けた後で返しの攻撃で持って行くパワーがあります。苦手とするアタッカーに対しては後ろに控えるドサイドンとヒヒダルマが睨みを利かせており、動きやすくなっています。
運用のコツ
高威力の範囲技を習得するため先発性能だけでなく後発での詰め筋としても強力で、サイドチェンジなどの妨害を無視し削り残したポケモンを倒しつつダメージを蓄積させることができます。
●参考与ダメージ(きあいだま)
HP252振りバンギラス(砂):確定1発(134.2%~159.9%)
HP252振りバンギラス(砂):1積み時(197.1%~236.7%)
HP252振りジュラルドン:確定1発(199.4%~236.1%)
●参考与ダメージ(スケイルノイズ)※ダブルダメージ
HP4振りサザンドラ:確定1発(101.1%~117.8%)
HP252振りドラパルト:確定1発(102%~117.9%)
【関連記事】
▶︎ジャラランガのステータス・覚える技
▶︎ジャラランガのその他の育成論
デスカーン
存在そのものが圧力
トリル始動役にしてドサイドンを守るのが役目のポケモンです。おにびによる火力低下が狙えるので補正は効率良く防御に掛けていますが、特防に厚く振っています。ドサイドンに集まる攻撃を吸いつつ相手の特性を消せればベストです。
読まれやすいトリル始動が故に集中攻撃を受けることが多く、まもるを採用するのもいいでしょう。実質的なこのゆび状態になるのでドサイドンがつるぎのまいを使用するのもありです。
運用のコツ
集中攻撃に対してもダイマックス技で弱点を狙われなければオボンのみによって受けきることも多く、安定したトリル始動が狙えます。特性によって接触技の抑制もできる点が強力で、場に居座ることが多いのが特徴です。バンドリに対しては決して有利ではありませんがタスキ潰しもできるおにびで仕事ができるため物理アタッカーを止めやすくドサイドンの制圧力を高めるのに一役買ってくれます。
【関連記事】
▶︎デスカーンのステータス・覚える技
▶︎デスカーンのその他の育成論
ドサイドン
全てを破壊する破壊神
トリルエースにして裏エースです。むしろ選出率と活躍的には真のエースかもしれません。困ったら出しておけばいいや程度の考えでも相手4体を葬り去る破壊力を持っています。ダイマックス前提の技構成ですがダイマックスが切れてもじしんで役割を持つことができるのが強力です。
最遅なので個体を妥協している相手にはミラー対面でも強く、平常時でも保険発動からの返しの攻撃で優位に立つことができます。
運用のコツと改善案
エーフィ同様動けば相手を持って行く火力があるためイエッサンの壁サポート下でさらに強力なポケモンです。アーマーガアを詰め筋として起用されることが多かったためほのお打点を入れていますが、徐々に数を減らしているのでアイアンヘッドやボディプレスを採用してもいいでしょう。ちなみにおすすめはつるぎのまいです。
●参考与ダメージ(ダイロック)
物理最硬トゲキッス:確定1発(115.6%~137.5%)
【関連記事】
▶︎ドサイドンのステータス・覚える技
▶︎ドサイドンのその他の育成論
イエッサン♀
かわいくサポート
テテフの半身の展開サポート枠です。横の積みエースを活かすために壁張りもできるようにしていますが、サイドチェンジ+まもるでも良かったなと思っています。状況次第では壁張りもしやすいため一方的に有利な展開にできるのが運用していて楽でした。
フィールドが見にくい今作ではいたずらごころでのうそなきやでんじは、妨害技のねこだましが飛んでくることが多く妨害としても役立った印象です。この構築では先制技を入れていないのでミスをすることはありませんが、今後のために頭に入れておきましょう。
運用のコツと改善案
物理最硬にしているため物理アタッカーの攻撃を集めつつ横のエースを守る動きが強力です。特防を高めることができるサイコシードとも相性が良いのですが壁延長のアイテムを持たせています。ここは技構成と合わせて改善して行く余地がまだまだありそうです。
特攻には振っていないもののタイプ一致+フィールド補正の恩恵は大きく、サイコキネシスで想像以上の火力が出せる点が魅力です。火力は下がりますがタスキケアが可能な全体技にしても良いかもしれません。
【関連記事】
▶︎イエッサン♀のステータス・覚える技
▶︎イエッサン♀のその他の育成論
ガラルヒヒダルマ
力こそ正義。(完)
元々はHPと素早さに厚く振りながら耐久調整をしたダルマモードでの運用でしたが、いわなだれが多く飛んでくるので無難なスカーフアタッカーになっています。パーティに入れておくだけでかなり警戒されるので選出率は低いながらも活躍していた気がします。
スカーフ採用後は、主に後ろから詰めて行く役目を持たせることが多かったのですが、とんぼがえりを採用したことで先発性能も高いので初手から暴れて後発トリルという詰め筋も強力です。
やはり飛び抜けた火力はロマンですね。気付くと相手が消えています。また、攻撃に252を振っていないのは他のエースたちが苦手なポケモンなどの倒しておきたい相手に対しての乱数がずれないため効率良く耐久に回しているためです。
●参考与ダメージ(つららおとし)
物理最硬トゲキッス:最低乱数切り1発(97.9%~116.6%)
HP4振りドラパルト:確定1発(195.1%~230.4%)
┗ダイマックス時:最低乱数切り1発
【関連記事】
▶︎ガラルヒヒダルマのステータス・覚える技
▶︎ガラルヒヒダルマのその他の育成論
選出パターンと立ち回り
パターン1:ギジ・テテフ+後発トリル
このパーティの基本選出であるイエッサン♀+エーフィの並びです。エスパータイプの通りが悪くない場合(あく・はがねが多い場合)を除いて選出が可能です。ジャラランガを上に置き、エーフィをサポートに見せかけることでこの2タイプを抑制できるのでこの選出の通りが良く、安定した勝利へつなげます。
後発でのトリルは詰めとしても完璧で、エーフィがダイマックスアタッカーでないためドサイドンの能力を100%引き出すことができます。
パターン2:対初手バンドリ
制圧力が高いバンドリに対してはエーフィが仕事をしづらいためジャラランガを投げることで処理を優先しましょう。このゆび+積み技もしくはきあいだまで処理を狙います。
後発バンギも多く、いわなだれが脅威でない並びなので安心して積みやすいため抜き性能が高まります。
パターン3:初手トリル+制圧組
相手がガチトリルもしくは高速展開を得意とするパーティの場合には初手からトリル展開をしていくのも有効です。相手を見てトリル展開をするのかトリル返しをするのかなどの択が発生しますが、実践経験を積むことで徐々に対応できるようになりますので安心してください。
レンタルパーティコード
現在は非公開状態となっています。不具合や質問等ございましたら、弊社ツイッターアカウントもしくは、下のコメント欄にてお知らせください。(ツイッターの方が早く対応できるかと思います。)
ポケモンソードシールド関連記事
ポケモン剣盾攻略Wiki TOPに戻るDLC第2弾「冠の雪原」攻略
DLC最新情報
冠の雪原のピックアップ記事
攻略お役立ち
入手方法・効率集め
新トレーナー情報
注目ポケモン
注目記事をピックアップ
対戦お役立ち
新着の育成論
育成論一覧人気記事
新着記事